2月13日 厚労省が高度プロ労働制の新設案!

福岡博多駅前の社会保険労務士いけだ事務所です。

先般、厚生労働省の労働政策審議会労働条件分科会は、新たな長時間労働抑制対策と労働時間規制緩和を盛り込んだ検討報告書案を明らかにしました。

労働時間の規制緩和では、年収1075万円を上回ると見込まれる労働者に「高度プロフェッショナル労働制(いわゆるホワイトカラーエグゼンプション)」を適用することを盛り込んでいます。「残業代ゼロ法案」と揶揄する声もあり、賛否が分かれるところです。皆さんは、どう思われますか?

また、月60時間超の時間外労働に対する5割以上の割増率の中小企業に対する適用猶予を廃止するほか、使用者に一定日数の年次有給休暇の時季指定を義務化するなどとすることも盛り込まれました。