こんにちは、はかた駅前社会保険労務士法人です。
先月30日、厚生労働省から昨年度の労災申請に関する詳細が公表されました。
仕事が原因でうつ病などの精神疾患にかかり、2018年度に労災申請されたのは1820件で、統計開始以降過去最多の数字となります。
この件数は単に増加しただけではなく、働き方改革関連法案が施行されるのに伴い、「精神疾患も労災だ」という認識が高まって表面化したものだと考えられます。
精神疾患につながる可能性の高い職場でのパワーハラスメントについては、企業に防止を義務付ける法案が成立し、施行される見込みです。
従業員のメンタル不調やパワハラ等のトラブルを防ぐには、日頃から従業員の様子を見て変化に気付きやすくしておく、もし精神疾患になった場合は従業員への休職・職場に関する情報収集(業務量や人間関係)を進める等の対応も有効だと考えられます。
はかた駅前社会保険労務士法人では、従業員の労務管理に関するコンサルティングからお手続の代行まで幅広く承っております。
小さなご相談もお気軽にお問合せください!
《お問合せ》はかた駅前社会保険労務士法人
《参考》
日本経済新聞「心の病で労災申請、18年度最多更新 厚労省発表」
日本経済新聞「パワハラ防止法が成立 企業に防止義務」